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書籍情報
トヨタVS現代 トヨタがGMになる前に
トヨタVS現代 トヨタがGMになる前に
小林英夫(編著)
ジャンル :ビジネス
サイズ/頁数 :四六判並製/184ページ
発行年月 :2010年12月
ISBN :978-4-484-10316-7
定価 :本体1400円+税
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【内容紹介】
そして、自動車業界大失業時代が始まる!?
業界研究の第一人者による緊急提言!

ゼネラル・モータースを筆頭に、アメリカのビッグ3が総崩れとなった今、世界一の自動車メーカーであるトヨタ。
名実ともに日本を代表する企業であるトヨタは、その業績が多くの日本人の生活に直接的・間接的に大きな影響を与える存在となっています。
しかし、その陰でトヨタをものすごい勢いで追い上げている企業があります。
それが韓国の現代(ヒュンダイ)自動車。

その現代自動車、乗用車分野に関しては日本市場から撤退してしまったため、国内ではあまり注目を集める機会がありません。
しかし、世界市場、特に中国・インド等の新興国市場では、抜群の存在感を示しはじめています。
2009年段階で、中国市場においては6位のトヨタに対して現代は4位。
インド市場においては、こちらも6位のトヨタに対して、現代は堂々2位に食い込んでいるのです。

しかも舞台は新興国市場だけではありません。
2009年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞、さらに世界三大デザイン賞のひとつとして名高い、独レッドドット・デザイン賞も獲得しています。
デザインも含め、現代自動車のクルマづくりが総体として世界で評価される流れになりつつあるのです。

リーマンショック後の急激な市場の冷え込みで、2009年は世界の自動車メーカーが軒並み生産台数を下落させた年でした。
さらに追い打ちをかけるようにトヨタを襲ったのが、2009年後半に端を発した一連の「リコール問題」。
こうして成長にかげりの見えたトヨタを尻目に、同時期に着々と、どころか飛躍的な成長を遂げたのが現代自動車なのです。

かつては「安かろう悪かろう」の代名詞と言われた現代車。
しかし、日本人の多くが気付かないうちに、メキメキと頭角を表しつつあります。
本書では、いつの間にかトヨタに肉薄する存在となった現代自動車の強さの秘密を、技術、ものづくり、マーケティング、海外戦略、企業文化、日韓の産業政策の違いなど、多角的に比較・分析します。
その上で、トヨタ、そして日本の産業の最後の砦とも言うべき自動車産業復活へのエールを込めました。

自動車産業にかかわる方はもちろん、日本経済の行く末に関心のあるすべての方に、手遅れにならないうちに読んで頂きたい1冊です。

【目次】
プロローグ―メイド・イン・コリア旋風
 現代躍進の秘密―現代モビスの「擬似本社機能」
 トヨタ対現代

第1章 覇者・トヨタの課題
 01 海外展開 頂点からいばらの道へ
    「ビッグ3」から「デトロイト3」へ
    トヨタの躍進
    不況の嵐
    回復の兆し
    躍進する中国・インド
    飛躍するアジア自動車企業
    インド「ナノ」、中国「QQ」の衝撃
    激増する都市中間層
    中国・最大の自動車生産・販売国堅実なトヨタの歩み
    リーマンショック後の足踏み
    時間をかけて発展したもう一つの大国
    やはり、小型車中心の市場

 02 繊細さゆえの脆さ
    リコール旋風
    後手に回った対策
    事件はなぜ起きたのか
    技術者の中にある2つの類型

 03 伸びきった兵站線
    広がる危惧
    北米市場での追撃、中国・インドでの停滞

 04 日本人なきトヨタ生産方式
    トヨタ生産方式の強み
    トヨタ生産方式のキーマン
    海外展開と製造技術者

 05 受け入れられない過剰品質
    完璧主義の陥穽
    他人任せにできないトヨタ
    泥水を飲めるか?
    ほどほど品質のススメ
    大企業病の兆し?

第2章 挑戦者・現代自動車の強み
 01 海外展開
    リーマンショック後の一人勝ち
    アメリカ―失業者救済マーケティングが大当たり
    中国―小型車中心の販売体制に追い風が
    インド―現地化の徹底で、国内販売台数2位
    保革あげてのFTA

 02 国内市場占有率は80%!
    韓国自動車産業の実態
    現代自動車グループの寡占状況

 03 「安かろう悪かろう」は昔話
    アクシンデント(危ない車)がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するまで
    品質を「引っ張り上げた」トップのリーダーシップ

 04 最強の下請け部品企業、現代モビス
    現代モビスの誕生
    現代モビスの活躍
    現代モビスの「擬似本社機能」
    現代生産方式とモジュール生産方式
    韓国得意の「IT」がモジュール化を支える

第3章 徹底検証! トヨタ対現代
 01 「ものづくり」からマーケティングまで
    縮まりつつあるものづくりでの差
    値引きに踏み切ったトヨタ、ブランド向上を目指す現代
    海外で強い現代マン

 02 トヨタのエコカー技術に追いつけるか
    トヨタHVで先行
    韓国財閥がスクラム組んでエコカー開発

 03 欧米市場をめぐる競争
    北米―トヨタ、試練を越えて
    欧州―外の力を取りこむ現代

 04 新興市場をめぐる競争
    中国市場で先行する現代
    中国人脈の活用法
    トヨタの苦戦が続くインド
    小型車「エティオス」で挽回なるか

 05 プリンスの実力、豊田章男と鄭義宣
    車好きの御曹司が背負った重い課題
    超高速昇進の裏の親心
    豊田章男に求められるもの

エピローグ
 グローバル企業への道
 開発と生産の現地化
 権限の委譲
 外国人のパワーを
 FTAの効力
 後継者問題のないトヨタの強み

おわりに

【編著者紹介】
小林英夫(こばやし・ひでお)
1943年東京生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。東京都立大学法経学部卒、同大学大学院社会科学研究科博士課程修了。駒澤大学経済学部教授等を経て、96年より現職。早稲田大学日本自動車部品産業研究所所長も兼務。主な著書に『日本企業のアジア展開』(日本経済評論社、2000年)、『戦後アジアと日本企業』(岩波新書、2001年)、『産業空洞化の克服』(中公新書、2003年)『日本の自動車産業の中国戦略』(工業調査会、2004年)『グローバル変革に向けた日本自動車部品産業』(共著、工業調査会、2005年)『東アジア自動車産業のグローバル連携』(共著、文眞堂、2005年)『地域振興における自動車・同部品産業の役割』(社会評論社、2007年)『BRICsの底力』(ちくま新書、2008年)『環境対応 進化する自動車技術』(日刊工業新聞社、2008年)『アジア自動車市場の変化と日本企業の課題』(社会評論社、2010年)など。ほか論文多数。など。

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